IWADON Hiroyuki Iwatsuki Tribute Album – Skyscraper (Airflow Mix)

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IWADON Hiroyuki Iwatsuki Tribute Album

ファミリーコンピュータの時代から数多くのゲーム音楽を手掛ける作曲家・岩月博之氏に捧げるトリビュートアルバム『IWADON』 ((こちらのサイトですが、IE6やIE7では正常にアクセスできない場合があるようですので、その際は他のWWWブラウザをご利用ください。)) に参加させて頂きました。
このコンピレーションアルバムは岩月博之氏の活動20周年を祝して世界中から30以上のアーティストが参加した大きなプロジェクトで、ボストンにて開催された国際会議PAX East 2010でも発表の場が持たれました。
このようなプロジェクトに参加できたことを心より嬉しく思います。

Skyscraper (Airflow Mix)

TRICHROMATICがアレンジを担当したのはスーパーファミコン用ソフト『ザ・ニンジャウォーリアーズアゲイン』で使用された「Skyscraper」(原曲YouTube)です。

ファミコンやスーパーファミコンの時代のゲーム音楽は特にメロディの覚えやすさが重要だったように思いますが、本曲もキャッチーなメロディと軽快さが際立つ一曲です。特に和風のリード音を絡めることで「ニンジャ」あるいは「NINJA」らしさが前面に出てとてもゲームの世界観をイメージしやすくなっています。

アレンジの依頼がきたときにこの「和風テイスト」を残すアレンジをするかどうかで悩んだのですが、思い切ってシンセサウンド中心のTranceアレンジを試みることにしました。そして完成したのがSkyscraper (Airflow Mix)で、あまりSuperSawが前面に出てこない比較的最近流行のTranceテイストのアレンジとなっています。

Tranceは7〜10分程度の長さが通例ですが、できるだけ簡潔にして欲しいという指定がありましたので、Tranceの醍醐味を損なわず、且つできる限りコンパクトにまとまるようなアレンジを心掛けました ((皆さん1〜2分くらいがほとんどなので、それでも一番長いアレンジだったそうです))。
前半はTranceの王道に則り原曲の印象的なフレーズ(Pianoの音色で奏でているフレーズ)を小出しにし、軽快なリズムを刻みます(〜2分47秒)。中盤は一度Padフレーズで落ち着かせつつ、リスナーの気分を徐々に盛り上げます(〜3分42秒)。そしてブレイクの後、一気にメロディアスな原曲のフレーズを活かしたサビへ突入します。

「なぜメロディがなかなか出てこないのか」と思われる方もいるかもしれないですが、Tranceは所謂イントロに当たる部分が長く、メインのメロディを最後の最後に持ってくるのが通例です。つまりこういった手法がTranceの様式美とも云えます。ですのでこのあたりのアレンジ手法は完全に好みの問題になってきてしまいます。

アートワークは16:9のHDタイプと正方形のCDタイプの2種類があります。「skyscraper = 超高層ビル(摩天楼) = 空を切り裂くもの」から空を切り裂く超高層ビルをイメージしたデザインに仕上げました。これらのアートワークとMP3データを下記プレーヤ ((プレーヤはFlashとJavaScriptの利用できない環境では表示されていません。)) の下にあるリンクからダウンロードすることができます。

最後にこのようなコンピレーションアルバムに参加できる機会を頂いたGame Music 4 Allの皆様に感謝の意を表するとともに、数々の名曲を20年以上の長きに亘り世に送り続けている岩月博之氏の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

以下のプレーヤでSkyscraper (Airflow Mix)を聴くことができます。また、MP3とアートワークのセットを下記リンクよりダウンロードできます。プレーヤの再生ボタンを押してから暫くはデータをダウンロードしますので、通信環境などによっては音声が途切れたりする場合があります。その際はデータの読み込みが完了してから再生してみてください。